Always All Ways

Apologies, Glances and Messed Up Chances

"The Healthy Programmer"を読み始めている

あまりにもBlogをサボっていて書き方を忘れてしまいそうだし、またいつも本は読み終わってから書評っぽいBlogを書こうとして読んでいるうちにその気がなくなってしまうということも続いているので、とりあえずこの本については読み始めの段階でなんか書いておこうと思います。

The Healthy Programmer: Get Fit, Feel Better, and Keep Coding (Pragmatic Programmers)

The Healthy Programmer: Get Fit, Feel Better, and Keep Coding (Pragmatic Programmers)

健康って大事だね、と思ってからどうするか?

読み始めたきっかけは、確かtwitterかなんかでたまたまこんな本が出ていることを知ったからなのですが、その前からいろんなことが自分の周りで起きていて、やっぱり仕事をするに当たって(当たり前だけど)健康って大事だね、と思っていたことも背景にあります。
で、誰もが「健康って大事だね」なんてことはわかっていると思うのですが、なかなか生活習慣を変えられなかったりしているのが現実です。そこでどうやって生活習慣を変えて「健康なプログラマー」を目指すかというのが本書のテーマです。

健康な生活に向けたアジャイルなアプローチ

この本は、意外にもちゃんとした学術的な根拠や理論に基づいて書かれているっぽいのですが、本文はあまり堅苦しくなく、参照文献などもいちいち示すのではなく巻末にまとめて挙げておくに留めるなど、読みやすくする工夫をしてあります。そのため、特に医学や脳科学やその他さまざまな前提知識というのはあまり必要とされません。
しかしながら、プログラム開発やシステム開発プロジェクト、特にアジャイル開発についての前提知識があると非常に理解しやすく、また楽しんで読めると思います。目次をざっと眺めてみるだけでも、それは容易に想像できると思います。

組織を変えるための個人レベルの変革にも通じる

…などと言ったらいいすぎでしょうか?でも、一人一人の習慣や行動を変えることは組織を変えていく上でも重要なことであり、その個人レベルの変革を促す科学的アプローチを知っておくことはとても役に立つと思います。
そうです、この本は"transformation"について書かれた本でもあるのです。

Let's refactor your health.