Always All Ways

Apologies, Glances and Messed Up Chances

チームでの学習を促進するためにできること

先週あたりにLiz KeoghさんのBDDのチュートリアルのスライドが公開されています。このスライドをぱらぱらと眺めてみると、BDDの肝はDiscoveryでありLearningであるということがよくわかります。
Slideshareから.pptx形式でダウンロードできますので、ダウンロードしてノートに書かれている説明文と併せて見ることをおすすめします。はいこれ、豆知識です。(Liz本人がtwitterでつぶやいてました。)


で、今回は別にBDDの話がメインではなくて(関係はあるけど)、このプレゼンテーションの最後(から2枚目かな?)のスライドに注目してみたいと思います。

アジャイル開発になじみのあるみなさんは、Daily Scrumなどのスタンドアップミーティングにおいて定番で使われている3つの質問についてはよくご存知かと思います。

  1. What did you do yesterday?
  2. What will you do today?
  3. Are there any impediments in your way?

ですね。

BDDにおいては、Learning(学習)が非常に重要ですので、学習することが価値あることと認められるような環境を作っていくことがとても重要になります。そこで、Lizは以下のようなスタンドアップミーティングのテンプレートを紹介しています。

  1. This is what I learnt yesterday.
  2. This is what I hope to learn today.
  3. Can anyone help me to learn...?

タスクに注目した3つの質問だけでなく、学習を促進する風土を作っていくためにLizが紹介しているテンプレートも試してみる価値がありそうです。