読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Always All Ways

Apologies, Glances and Messed Up Chances

アジャイル開発に組織が興味を持ったならどうすればいいか?

Agile Learning Management

タイトルはそのままパクりです。
id:kaji_3さんが興味深いブログ記事をアップされていたので、自分だったらどう考えるだろうか?ということでコメント代わりに簡単に思うところを書いてみます。
元記事は、こちら↓
アジャイル開発に組織が興味を持ったならどうすればいいか? - kaji_3's blog

当然のことながら、id:kaji_3さんの組織のカルチャーや業務特性など含め、コンテキストを把握していないので、一般的な話や的外れな話になってしまうかもしれませんがご容赦ください。

組織がアジャイル開発のどこに興味を持っているのか?

まず、組織が興味を持ち始めているという状況とのことですが、その後の進め方を考えるにあたっては組織がアジャイル開発のどういうところに興味を持っているのか、どんな期待を持っているのかを把握することが重要かと思います。
それを知っていれば、その期待に寄り添う形でスムーズに組織展開できるかもしれません。そしてもっと重要なことは、もしアジャイルに対して間違った考えや過剰な期待を持っているようであれば、早い段階でその「幻想」を叩いておくということです。リスクを共有し、その中で一緒に大変なチャレンジに取り組むのだという理解を深めておきたいものです。
書かれている中では、「4. 組織に対して勉強会を設けて、理解を深めてもらう。」というステップがこれに関連するかと思いますが、タイミング的にはもっと早い段階から、目的と状況に応じて継続的にやるのがいいと思います。アジャイル開発に取り組むということは、チームメンバーだけでなく組織全体のマインドセットの変革を促していくことが成功のカギとなるはずです。

順序と優先度

これはちょうど昨日の私のブログエントリ(エンタープライズ・アジリティについて考える (2) - Always All Ways)に書いたことと重なるのですが、「アジャイルの導入・展開そのものもアジャイルな方法でやる」という意識が大事なのかなと思います。言うは易し、行うは難しではありますけれども。
そしてその過程においても、状況や小さな成功体験を見える化しつつ、タイムボックスの中でふりかえりを行って状況を把握し、改善を進めていくことが大切かと思います。また、どうしても中だるみが起きてきたりもしますので、適度な緊張感を持ってリズムよく進める工夫も必要です。
あと、id:kaji_3さんが書かれている順序、優先度のあたりを見ていて気になった点としては、いわゆるプロダクトオーナーの選任と育成をどうするかという点です。

コーチをどうするか?

先日もとあるアジャイル・コーチの方とお話をしていた時に出てきたのですが、その方のところに依頼が来る典型的なパターンとして、

  1. 本や勉強会、CSM研修などで勉強して、自分たちでできると思って始める
  2. でもやってみたらうまく行かない
  3. 助けてくださいと依頼がくる

みたいなのがあるようです。
日本の会社に限った話ではないのかもしれませんが、コーチやメンターあるいはコンサルタントにお金を払って依頼するということに対する意識があまり高くなく、予算も取りにくいというのも背景にあるのかもしれません。また、会社としても「一人20万円も払って何人かCSM研修に行かせたのだから、自分たちでなんとかできるんじゃないの?その上コーチを頼むなんて、なんのためにCSM研修に行かせたのかわからん。」というような言い分もあるのでしょう。
しかしながら、CSM研修を受けた人はわかると思いますが、2日やそこらの研修を受けただけで、現実に起こるさまざまな事象に適切に対処できるようなものではありません。自分たちで失敗を繰り返しながら学んでいくというのもアリですけれども、下手をすると「やっぱりアジャイルなんてダメじゃん!」と言われてしまいかねません。
id:kaji_3さんは、「社内にアジャイルコーチなどいるはずもなく、…」と書かれていますが、もし予算その他が許すようであれば、優秀なコーチを外部から来てもらってうまく活用することをおすすめしたいと思います。

さいごに

やはり、コンテキストがわからないまま書いたので、もやもや感満載の文章になってしまいました。取り急ぎ今日のところはここまで。今後も引き続きid:kaji_3さんのブログをきっかけに、アジャイル導入の事例や苦労話の共有、意見交換など進められればいいですね。