Always All Ways

Apologies, Glances and Messed Up Chances

Spotifyのエンジニアリング文化

動画 Spotify Engineering Culture - Part 1 という動画がとてもよかったので、貼り付けておきます。 Spotify Engineering Culture - part 1 from Spotify Training & Development on Vimeo. 関連する参考記事 藤原さんのこの翻訳もあわせて読みたい。同じテ…

組織に変化をもたらすための4冊+1 〜Fearless Change(翻訳版)の出版に寄せて〜

書籍"Fearless Change: Patterns for Introducing New Ideas"の日本語訳が出版され、ありがたいことに献本をいただきました。翻訳者にはアジャイル界隈で日頃お付き合いをいただいている方々の名前が並んでいます。原著は Mary Lynn Manns, Ph.D. と Linda R…

"The Healthy Programmer"を読み始めている

あまりにもBlogをサボっていて書き方を忘れてしまいそうだし、またいつも本は読み終わってから書評っぽいBlogを書こうとして読んでいるうちにその気がなくなってしまうということも続いているので、とりあえずこの本については読み始めの段階でなんか書いて…

開催間近! Agile Tour Osaka 2013

今年もAgile Tour Osaka 2013が開催されます。 開催日程が近づいてきましたので改めてご案内させていただきます。 毎回、開催日が近づくと申込みが集中する傾向にあります。ご興味をお持ちの方はお早めにお申し込みを。 開催概要 日時: 2013年10月5日(土) 1…

ウォーターフォールの興亡2

3年前に旧ブログで「ウォーターフォールの興亡」というエントリを書きました。 Always All Ways: [IT] ウォーターフォールの興亡 昨日、そこにコメントいただき興味深い論文を紹介いただいたので、こちらでもご紹介しておきます。 The Rise and Fall of Wat…

「ワークショップデザイン論」を読んで

私自身は、研修やセミナーなどで行われるワークショップが苦手です。もちろん、よく考えられて運営されたワークショップで多くの気づきを得る場合もあるにはあります。しかし、なんとなく「ワークショップ的な」ことで適当に時間を埋められたり、なんとなく…

見積りは必要?〜No Estimates Movementについて〜

今年に入ってからしばしばtwitter上で#NoEstimatesというハッシュタグを目にします。その議論は未だに続いているようですが、ここらでちょっと(後で自分で考えるためにも)簡単に整理しておきたいと思います。(全ての議論を追っているわけではないので、事…

書籍:"IMPACT MAPPING"

引き続き、最近読んだ書籍から。今日のお題は、Gojko Adzic氏の[www.amazon.co.jp/dp/0955683645:title="IMPACT MAPPING"]です。これは80ページほどの薄い本で、それほど難しいことが書かれているわけでもありません。 実は、そのエッセンス的なことは以下の…

プロダクト合気道(Product Aikido)

CPA GlobalのHead of Product Development FlowであるBob Marshall氏(twitterのアカウントで、 @flowchainsenseiと呼んだ方が馴染み深いかもしれません)が、CPA GlobalのProduct Developmentのマニュアルを公開しました。そのタイトルが"Product Aikido"で…

オブジェクト指向のこころ

今日は、今(今更ながら)読んでいる本について紹介したいと思います。 その本とは、 Amazon.co.jp: デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ (Software patterns series): アラン・シャロウェイ, ジェームズ・R・トロット, 村上 雅章: 本 で…

ブログ再開に向けてのふりかえり

3ヶ月ほどこのブログの更新が止まっていましたが、そろそろまた再開しようと思います。いくつか書きたいネタはあるのですが、まずはマーケットを知る(?)ということで、このブログへのアクセス状況をふりかえってみたいと思います。 2つの"Always All Way…

人間の脳を活用せよ [Management 3.0 Course by Jurgen Appelo]

今週は、Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013に2日間参加、その後2日間のManagement 3.0研修に参加というスケジュールでさまざまな刺激を受けた1週間でした。その中でまずは、Jurgen Appelo氏によるManagement 3.0研修について簡単に書き留めてお…

JurgenのManagement 3.0コースの開催について

先日、Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013にJurgen Appelo氏が来日するということで紹介記事を書きました。 Jurgenがやってくる ヤア!ヤア!ヤア! - Always All Ways 本日は、そのJurgenが世界各地で開催し好評を得ているManagement 3.0コース…

Jurgenがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!

既にみなさんご存知のことと思いますが、Scrum Alliance Regional Gathering Tokyo 2013にJurgen Appelo氏がやってきます。 というわけで、予習エントリでございます。 まず一冊読むなら"Management 3.0" とりあえず読んでおきたいのは、"Management 3.0"で…

アジア諸国でのアジャイル開発普及と人材教育

ひきつづき、Agile Tour Osaka 2012 in Minohの告知ブログです。前回のエントリの時点では、まだ長瀬さんの講演タイトルと概要が公式に発表されていませんでしたが、数日前にようやく公表されました。 アジア諸国でのアジャイル開発普及と人材教育 これが、…

Agile Tour Osaka 2012の講演内容が少しずつ明らかに!

というわけで、前回のエントリに引き続いて、Agile Tour Osaka 2012 in Minohに関していくつかのアップデートを。 今年のAgile Tourのマップが更新されました Agile Tour 2012の公式サイトのトップページのマップが更新されました。 Welcome to Agile Tour 2…

今年もやります!Agile Tour Osaka 2012 in 箕面!

今年もAgile Tourの季節がやってまいりました。ゆるく世界とつながりながらやっているこのイベントも大阪での開催が今年で3回目。 オフィシャルページはこちら↓ Agile Tour Osaka (Japan) | agiletour.org 詳細と申込はこちら↓ 11月3日 AgileTourOsaka2012 …

XP祭り2012で感じたこと、考えたこと

9月15日に開催されたXP祭り2012に参加してきました。 今年は縁あって、「アジャイルコーチラウンドテーブル」というセッションにも(アジャイルコーチじゃないけど)登壇させていただきました。現在の立場的なものもあり、直接回答できるような内容があまり…

経営にとってのアジャイルその2(Steve Denning on Business Agility)

4月に書いた 経営にとってのアジャイル(または最近のSteve Denningの記事がツボにはまるという話) - Always All Ways というエントリの続編です。とは言っても、まぁ、Steve Denningのインタビューが昨日公開されていたのでそれを貼り付けてご紹介したか…

DADとCBP: アジャイルと規律と能力ベースの計画と

アジャイルと規律(Discipline)および制度化(Institutionalization)については、以前少しこのブログでも記事を書きました。 DisciplineとInstitutionalization - Always All Ways 今日は、たまたまScott W. AmblerのDADに関する記事から辿ってCBPという考…

ScrumMasterの存在は本質的な変化の妨げになっているのか?

私自身が、アジャイルなシステム開発やアジャイルな組織についての考えを深める上で、最も影響を受けた人物を5人挙げるとしたら、Tobias Mayer氏は間違いなくそのうちの一人です。そんな彼が今月から新しいブログを始めました。 Business Craftsmanship 単…

大切にしているもの

9月になりました。9月と言えば、XP祭りですね。 今年は、縁あってプログラムの一部であるアジャイルコーチ・ラウンドテーブルというセッションに登壇させていただくことになりました。ありがたいことです。 どこかから「え?おまえ、アジャイル・コーチとち…

尊敬されていないイノベーターに、自分のアイデアを売ってしまわないこと

「How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜」の中で好きな箇所を一つ挙げろと言われたら、私は次の一節を挙げると思います。 決して、あなたが今後説得したいと考えている人々に尊敬されていないイノベーターに、自分のアイデアを売ってしま…

チェンジ・マネジメント3.0の何が3.0なのか

最近、宣伝づいているようで恐縮なのですが(実際、宣伝なのですが)、先週末に達人出版会より"How to Change the World〜チェンジ・マネジメント3.0"がリリースされました。おかげさまでみなさんにTwitterやブログでも取り上げていただき、翻訳者はじめ関係…

「How to Change the World〜チェンジ・マネジメント3.0〜」が出ました!

3月末頃からユルユルと翻訳作業を進めてきた"How to Change the World"(Jurgen Appelo著)の日本語版を、昨日(7/13)無事に出版することができました。本書は電子書籍版(PDF/EPUB)のみで、達人出版会さんのサイトから購入できます。 How to Change the Wo…

ハイブリッド型プロジェクトでのBAの身の処し方

昔のブログで、アジャイルなプロジェクトやチームにおけるBA(Business Analyst)の役割についてのいくつかの参考資料のまとめエントリを書いていました。 Always All Ways: [IT] AgileにおけるBusiness Analyst そこでピックアップした資料群は、どちらかと…

引き算で作る強い組織

なんか、id:kent4989さんの記事にかぶせて書くというのが続いて恐縮ですが、 アジャイル開発に求められる人材像に関する雑感 - 勘と経験と読経 を読んでまたいろいろと刺激を受けたので、いくつか考えたことをまとめておきたいと思います。 プラスアルファか…

社会的必然性としてのアジャイル

今朝、巷でちょっと盛り上がっていたやつに私も乗っかっておきます(笑)。 # 最初は乗っかるつもりはなかったのですが、読めば読むほど味わい深いので、私なりの解釈や思うところを書き記しておきたいと思った次第です。 # 元記事の著者お二人の意図に反し…

エンタープライズでのScrum導入を支える仕組み

いろんな経緯から金融系のエンタープライズでのScrum導入について海外での事例などを聞かれたりすることがあります。その度に知ってる範囲で小出しにちょこちょことお話したりもしているのですが、その中でも割とまとまっている公開資料をもとに、少し気にな…

Agile Outsourcing: アジャイルサプライヤーの選び方

このVlogシリーズは好きで、新しいのが出るたびに結構観ています。時々FacebookやTwitterでもシェアしていますが、たまにはこちらでも紹介しておきましょう。今日アップされた最新作のタイトルは、いま、巷でホットな話題(かもしれない) "Vlog 31 about Ag…