Always All Ways

Apologies, Glances and Messed Up Chances

DADとCBP: アジャイルと規律と能力ベースの計画と

アジャイルと規律(Discipline)および制度化(Institutionalization)については、以前少しこのブログでも記事を書きました。

今日は、たまたまScott W. AmblerのDADに関する記事から辿ってCBPという考え方を知ることができたので、少しメモ書きしておきたいと思います。

インセプション・フェーズを短くする方法

最初に読んだ記事が、

です。これは、Scottによる「アジャイルプロジェクトでインセプション・フェーズに時間をかけすぎてWater-Scrum-Fallに陥らないためのコツ」みたいな記事。それはそれで、ふむふむという感じではあるのですが、注目したいのは、そこにGlen B. Allemanがつけているコメントです。

ここで彼は、「これは防衛や航空産業で"Capabilities Based Planning (CBP)"と呼ばれているものと同じだ。」と言っています。

Capabilities Based Planning (CBP)

CBPについては、そのコメントの中でも背景や歴史含めて簡潔に説明されていますが、Glenのブログの方を見るともう少し情報を得ることができます。

CBPは、不確実性の中での計画を扱う概念であり、アジャイル開発におけるインセプション・フェーズでCapabilityに着目して柔軟で適応可能な計画づくりをするという面では、ちゃんと勉強すれば結構「使える」のではないかという気がしています。(気がしているだけですけど。)