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Always All Ways

Apologies, Glances and Messed Up Chances

見積りは必要?〜No Estimates Movementについて〜

Agile Management

今年に入ってからしばしばtwitter上で#NoEstimatesというハッシュタグを目にします。その議論は未だに続いているようですが、ここらでちょっと(後で自分で考えるためにも)簡単に整理しておきたいと思います。(全ての議論を追っているわけではないので、事実誤認などもあるかもしれません。お気づきの点などあればコメントいただけるとありがたいです。)

はじまりは、この辺?

おそらく、最初のきっかけとなっているのは、Woody Zuillが、No Estimatingのカテゴリーで書いているの一連のブログ記事ではないかと思います。

で、本人曰く、 #NoEstimates というハッシュタグを最初の使い始めたのがおそらく彼だろうということです。

もう一人、積極的にこのテーマについて発信しているのが、Neil Killickです。彼のブログには#NoEstimates3部作とも言える一連の記事があります。

Neilのプレゼンテーションもこちらにあります。

その後のいろんな議論

以降、 #NoEstimates のハッシュタグのもとでtwitter上でもいろんな意見が交わされてきています。また、そのトピックに関するブログ等の記事もいろんな人によって書かれているようです。
そしてついに4月末頃に大御所Ron Jeffriesが

という記事を書いています。
もっと最近のところでは、読んで面白かったのは、Michael Dubakovの

と、Glen B. Allemanの

です。
これからも引き続きtwitter上でもこの議論は続きそうですし、新しい記事も出てきそうなので要チェックです。

で、結局なんなの?

それがわかればとっくにこの議論は終わっているはずなのですが、…。
とりあえずざっくりと(あまりにも大雑把なまとめですが)自分なりに思うところをまとめてみたいと思います。

  • #NoEstimates というのは、単に「(ソフトウェア開発における)見積りなんてどうせ正確にできるわけないし無駄だからやめてしまえ!」という話ではなくて、「見積り」という手段よりもっとよい方法で必要なものが得られればその方がいいんじゃないの?という話。
  • じゃあ、「見積り」をする目的ってなんなの?ということになりますが、それはなんなのでしょうね?これもコンテキストに依存するのでしょうが、まるっと丸めて言えば「意思決定に使える材料を提供する」ということでしょうか。つまりは、どんな(なんの)意思決定をするかによって、必要とされるものもその精度も違ってくるということ。
  • 少なくとも、「見積りが必要だから見積りをする」ではなくて、ちゃんとその目的を明確にするのがまず第一歩でしょう。そういうことを何も考えずにただ必要だからということで見積りを機械的にこなしてしまっている現場って多くないですかね?